採用情報

先輩からメッセージ

宝田 圭吾

［たからだ　けいご］
平成23年入社

■入社のきっかけ
やりたい事がはっきりしないままGSで働いていました。友人に誘われてグリーンビジネス橋本に就職したときは北陸新幹線の開業前で、事務所の目前に建つ黒部宇奈月温泉駅も建設中でした。
黒部は農家が多く、私にとってなじみのある職業です。子どもの頃から見ていた大人が働く姿に影響されたのかも知れません。ここなら自分のやりたいことが見つかるかもしれない、という期待がありました。

■やりがいを感じるとき
3月から田んぼの準備に入り、トラクターで田起こし、水を張り、田植え。息つく間もなく大豆の定植。暖かくなれば草刈り。なかでも特別栽培米や藍藻育ちはとても手のかかる栽培法で、目が離せません。そのほかトウモロコシや人参など、様々な作物を作ります。秋からは籾摺り、冬になればいちご栽培を手伝います。
1年間がとてもめまぐるしいですが、メリハリがあって飽きません。最初は何もかも初めての経験で、それが楽しかったです。14年続け、今では稲刈りの前に米の出来がわかるようになってきました。稲刈り前の穂を観察して豊作を確信すると「手を抜かなくてよかった」と喜びを感じます。

■大変なところ
私が入社したのは9月で、米農家が一番忙しい季節でした。これは大変な仕事に就いてしまった、と後悔したのを記憶しています。少しずつ仕事を覚え、今では次にやることを考えながら動けるので、すっかり慣れたと思います。ただ最近は夏の暑さが堪えます。今年（2025年）は水冷服が支給され、それでしのげました。
広大な田んぼと畑を忙しく行き来し、作業は原則1人で行います。広々とした場所で仕事に専念できるのは、黒部の農業ならではのいいところだと思います。

■飽きない農業
実は、私をこの会社に誘った友人は既に別の職業に就いており、なんとなくの期待で就農した私は以来14年間ここで農業に携わっています。何事も「やってみないとわからない」と思います。
ここの仕事は、先に話したようにメリハリがあって飽きないのです。自然相手なので毎年同じことを繰り返すわけにいきません。美味しい米を作るためにどんな方法があるのか、考え、実践する。まだまだ上達できると信じて取り組んでいます。
最初のハードルは「気合と根性」で乗り越えられます。初めての人でも絶対にやっていけます。仕事を覚えるまで、スタッフみんなでサポートします。お問い合わせをお待ちしています。